高橋家住宅(奥州市水沢区)概要: 高橋家住宅は岩手県奥州市水沢区字大畑小路に位置し、案内板によると「武家屋敷高橋家は、 留守家の大番士を勤めた家臣の屋敷です。江戸時代、この大畑小路は、「吉祥寺前小路」や「東大畑小路」などとよばれ、武家屋敷が配置された通りです。屋敷内は江戸時代の建物配置をとどめ、1874(明治7)年から8年をかけて建てたといわれている母屋をはじめ、薬医門、土蔵、板倉、井戸などがあります。母屋は、唐破風の玄関と木彫や障壁画で建物を飾り、当時としては非常にめずらしい窓ガラスやレンガも使った和洋折衷の建物でガス燈がひかれています。建物内の襖絵などは水沢の画人菅原竹侶が手がけ、天井一面に龍が描かれた「龍の間」もあります。 水沢市 」とあります。
高橋家住宅は水沢要害の城下町に残されている武家屋敷の遺構として大変貴重な事から、主屋、蔵座敷、土蔵、東板倉、西板倉、金庫蔵、表門、土地(附:土塀2棟、塀重門及び塀1棟、普請関係文書2冊「本宅造作方日記(明治21年3月)」、「土蔵建設ニ附費用調(明治18年11月)」、家相図1枚)が平成23年(2011)に国指定重要文化財に指定されています。
高橋家住宅:上空画像
薬医門を簡単に説明した動画
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