斎藤實生家(奥州市水沢区)概要: 斎藤實は水沢で武士の子として生まれました。子供の頃から勉強家と言われ、15歳の時に上京し、翌年に海軍兵学寮に合格、3番で卒業したそうです。27歳から4年間アメリカに留学し、海軍では上司達に遇され順調に出世していきました。
明治29年(1896)には戦艦「富士」に乗りスエズ運河通航に成功し、翌明治30年(1897)には大佐に進級、防衛巡洋艦「秋津洲」の艦長となります。明治39年(1906)から5つ内閣ので海相を歴任し、大正元年に海軍大将に進級、大正8年には朝鮮総督に就任しています。
昭和7年(1932)に第30代内閣総理大臣と外務大臣を同時に就任しましたが、昭和11年(1936)、2・26事件により暗殺、享年79歳。現在でも水沢吉小路には斎藤實生家が残され、隣接する昭和16年(1941)に建てられた図書館と共に記念館となっています。
斎藤實記念館:上空画像
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