岩手県・慈覚大師円仁:縁の社寺・温泉

岩手県:歴史・観光・見所(ホーム)>慈覚大師円仁

社寺・温泉:一覧

名 称
場 所
内   容
中尊寺・岩手県
・平泉町
・伝承によると嘉祥3年(850)、慈覚大師円仁によって開山した関山弘台寿院が始まりと伝えられています。
毛越寺・岩手県
・平泉町
・伝承によると嘉祥3年(850)、慈覚大師円仁が東国巡錫で当地を訪れた際、突如濃霧に襲われ道迷ってしまうと、白い鹿に薬師如来の化身と思われる白髪の老人の前に導かれました。老人から当地が霊地であり、薬師如来を祭る寺院を開くよう御告げがあり、それに従い毛越寺の前身寺院である嘉祥寺を創建したと伝えられています。
達谷窟・岩手県
・平泉町
・達谷窟毘沙門堂の内部には慈覚大師円仁が坂上田村麻呂の御姿を模して彫刻したと伝わる秘仏が安置されています。
白山神社・岩手県
・平泉町
・伝承によると嘉祥3年(850)、慈覚大師円仁が中尊寺を開山した際、白山神社(石川県白山市)の分霊を勧請し、自ら本地仏である十一面観音像を彫刻し安置したのが始まりと伝えられています。
黒石寺・岩手県
・奥州市
・伝承によると嘉祥2年(849)、行基菩薩が創建した東光山薬師寺を慈覚大師円仁が再興し寺号を妙見山黒石寺に改めたと伝えられています。
駒形神社・岩手県
・奥州市
・伝承によると平安時代初期、慈覚大師円仁が坂上田村麻呂の愛馬の御霊を駒形神として駒ヶ岳の山頂に祭ったのが始まりと伝えられています。
出羽神社・岩手県
・奥州市
・羽田町
・伝承によると貞観年間(859〜877年)、慈覚大師円仁が出羽神社を参拝した際、阿弥陀如来像、薬師如来像、観音菩薩像の3躯を奉納したと伝えられています。
・雲際寺・岩手県
・奥州市
・伝承によると嘉祥3年(850)、慈覚大師円仁が東国巡錫で当地を訪れた際に開基となり開かれたのが始まりと伝えられています。
・霊桃寺・岩手県
・奥州市
・伝承によると承和5年(838)、慈覚大師円仁が本尊として一刀三礼で彫刻した十一面観世音菩薩木仏立像が安置された北長谷漆寺が前身寺院であると伝えられています。
多聞寺・岩手県
・奥州市
・伝承によると嘉祥3年(850)、慈覚大師円仁が東国巡錫で当地を訪れた際に開かれたのが始まりと伝えられています。
・衣の滝・岩手県
・奥州市
・伝承によると平安時代初期、慈覚大師円仁が東国巡錫で当地を訪れた際、「藍壺」で衣を藍染したと伝えられています。
・早池峰神社・岩手県
・遠野市
・伝承によると斎衡年間(854〜857年)、慈覚大師円仁が別当寺院となる妙泉寺を創建したと伝えられています。
・遠野七観音・岩手県
・遠野市
・伝承によると嘉祥年間(848〜851年)、慈覚大師円仁が東国巡錫で当地を訪れた際、一本のカツラの霊木から7躯の観音菩薩像を彫刻し霊地に安置したのが始まりと伝えられています。遠野七観音:山谷観音、松崎観音、平倉観音、鞍迫観音、宮守観音、栃内(山崎)観音、笹谷観音。
成島毘沙門堂・岩手県
・花巻市
・伝承によると平安時代初期、慈覚大師円仁が東国巡錫で当地を訪れた際に開かれたと伝えられています。
・五大尊堂・岩手県
・花巻市
・伝承によると承和10年(843年)、慈覚大師円仁が東国巡錫で鷺の巣村を訪れた際、21日間加持祈祷を行い自ら五大尊像(不動明王像、降三世明王像、大威徳明王像、軍茶利明王像、金剛夜叉明王像)を彫刻し一宇を設けて安置したのが始まりと伝えられています。
清水寺・岩手県
・花巻市
・伝承によると平安時代初期、慈覚大師円仁が東国巡錫で清水寺を訪れた際、自ら観音菩薩像を彫刻し胎内に坂上田村麻呂縁に十一面観音を納めたと伝えられています。
子安地蔵尊かつら・岩手県
・花巻市
・伝承によると平安時代初期、慈覚大師円仁が東国巡錫で当地を訪れ地蔵菩薩を祀った際、円仁がカツラの苗木を手植えしたと伝えられています。
・最明寺・岩手県
・一関市
・伝承によると嘉祥年間(848〜851年)、慈覚大師円仁が東国巡錫で当地を訪れた際、大野東人が創建した前身寺院を天台宗に改宗し蓮華谷峰寿院として開山したのが始まりと伝えられています。
・願成寺・岩手県
・一関市
・願成寺が所蔵する木造薬師如来坐像の胎内の墨書には慈覚大師円仁が制作したものと記されています。
・夏油温泉・岩手県
・北上市
・伝承によると斉衡3年(856)、慈覚大師円仁が東国巡錫で当地を訪れた際に源泉を発見したのが始まりと伝えられています。
・経塚山・岩手県
・北上市
・伝承によると嘉祥3年(850)、慈覚大師円仁が東国巡錫で経塚山を登拝した際、山頂に大般若経を埋経し、山中に万徳寺を開山したと伝えられています。
・極楽寺・岩手県
・北上市
・伝承によると嘉祥3年(850)、慈覚大師円仁によって開山されたと伝えられています。極楽寺は準官寺の定額寺に指定され、当時は当地域の中心的な山岳寺院として境内には多くの堂宇が軒を連ねていたとされますが、その後は衰微し廃寺となっています。
・萬福寺・岩手県
・北上市
・伝承によると嘉祥3年(850)、慈覚大師円仁によって開山されたと伝えられています。所蔵している木造毘沙門天立像(国指定重要文化財)は円仁が彫刻したとも云われています。
・諏訪神社・岩手県
・北上市
・伝承によると平安時代初期、慈覚大師円仁が坂上田村麻呂が創建した当社の社殿の造営したと云われています。
・鳥越観音・岩手県
・一戸町
・伝承によると大同2年(807)、慈覚大師円仁が東国巡錫で当地を訪れた際に開基となり開かれたのが始まりと伝えられています。
・蟠龍寺・岩手県
・紫波町
・伝承によると嘉祥3年(850)、慈覚大師円仁が東国巡錫で蟠龍寺を訪れた際、数日間参籠し一刀三礼で「八耳聰聖徳太子像」を彫刻したと伝えられています。
・千手院・岩手県
・盛岡市
・合併した西光院は伝承によると平安時代初期に、慈覚大師円仁が東国巡錫で当地を訪れた際に開かれたと伝えられています。
・飯岡千手観音・岩手県
・盛岡市
・本尊の木造極彩色千手観音立像は伝承によると平安時代初期に、慈覚大師円仁が東国巡錫で当地を訪れた際に戸隠明神の本地仏として安置したものと伝えられています。
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