来迎寺(紫波町)概要: 光明山来迎寺は岩手県紫波郡紫波町日詰石田に境内を構えている浄土宗の寺院で、日詰商店街の北側の突き当たりに位置しています。創建が江戸時代初期で、奥州街道は来迎寺の手前でクランクして当時の鍵型の要となっている事から背後にある郡山城(高水寺城)の南側の押さえだったかも知れません。
知恩院を総本山とする末寺のひとつで、寺宝として浄土観経曼陀羅やマリア観音が保存されています。南部藩の御用達、日詰代官所の役人、藩の勘定奉行元締役などの要職を歴任した金子七郎兵衛(弘化3年:1846年没、享年69歳)の菩提寺でもあります。陸中新四国八十八カ所霊場第53番札所(札所本尊:阿弥陀如来・御詠歌:来迎の弥陀の光の円明寺、照りそう影は夜な夜なの月)山号:来迎寺。宗派:浄土宗。本尊:阿弥陀如来。
来迎寺:上空画像
|