陸前高田市: 普門寺

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概要・歴史・観光・見所
普門寺(陸前高田市)概要: 普門寺は岩手県陸前高田市米崎町地竹沢に境内を構える曹洞宗の寺院です。普門寺の創建は仁治2年(1241)に記外和尚が開山し時の気仙郡司金右馬亮が開基と言われています。その後、一端荒廃しますが、永正元年(1504)に当時付近を支配していた葛西氏の家臣千葉氏によって再興します。天正19年(1591)、慶応三年(1867)と2度の火災により三重塔以外は焼失し、古文書などの資料が失われました。三重の塔は案内板によると「・・・(前略)この三重の塔は文化6年(1809)に建築されたもので塔の高さは九輪先端まで約12.5米。初層は二軒繁垂木、二手先、二層は軒裏に垂木を設けず全面に彫刻を施し、二手先。三層は二軒扇垂木を用い、各層軒の意匠を異にし、小塔ではあるが総体に繊細優美な意匠で統一されています。建築当時はこけら葺きであったが、昭和37年に銅板葺きに修復されました。この建築物は本県においては塔婆建築として他にもその実例がなく、唯一の遺構として貴重であり、社寺建築史上、その文化的、資料的価値が高く、昭和50年3月岩手県指定有形文化財に指定されました。  陸前高田市教育委員会 」とあります。三重の塔のは普段見慣れているサイズより2周り程小さのですが、その分細かな彫刻が施されて、細かで繊細な仕事が目に付き、見ごたえがあります。参道は鎌倉時代からの名刹にふさわしく、古い石畳と両脇の巨木が時代の重みを感じさせてくれます。

木造伝聖観音菩薩坐像は永禄2年(1559)に普門寺の中興開基を担った千葉宗綱が両親の追善供養の為に寄進したもので、像高55.1cm、寄木造、玉眼入、昭和49年(1974)に岩手県指定文化財に指定されています。絹本著色愛染明王画像は室町時代に制作されたもので、縦184cm、横98cm、昭和49年(1974)に岩手県指定文化財に指定されています。普門寺のサルスベリは推定樹齢約300年、樹高約11m、幹周1.7m、根元約2m、枝張12.7m、サルスベリとしては岩手県内最大で、昭和56年(1981)に岩手県指定天然記念物に指定されています。

普門寺山門は江戸時代中期の享保10年(1725)に造営されたもので、切妻、銅板葺き、一間一戸、四脚門。本堂は明治10年(1877)に造営されたもので、木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、平入、桁行9間、正面1間唐破風向拝付き、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、眼象窓付。奥州三十三観音霊場第29番札所(札所本尊:聖観音・御詠歌:もれいつる くわたのかとを 松のこゑ なみのひびきも みのりらるらん)。気仙三十三観音霊場第29番札所。山号:海岸山。宗派:曹洞宗。本尊:聖観音菩薩。

普門寺:写真

普門寺
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