住田町: 浄福寺

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概要・歴史・観光・見所

浄福寺(住田町)概要: 片松山浄福寺は岩手県気仙郡住田町世田米清水沢に境内を構えている真宗大谷派の寺院です。浄福寺の創建は天文5年(1536)に釈賢照が吉浜村白木沢にあった天台宗の寺院を改宗して真宗として現在地に移し開基しました。

浄福寺は仙台藩(藩庁:仙台城)の藩主が領内視察する際の宿として利用され、元和4年(1618)に伊達政宗が泊まったのを筆頭に承応2年(1653)には2代藩主伊達忠宗、貞亨3年(1686)には4代藩主伊達綱村、元禄16年(1703)と享保8年(1723)には5代藩主伊達吉村が利用したのが記録に残っています。その為、境内は石垣と堀に囲われ、一定の防衛力を加味した造りとなっています。

現在の本堂は寛政12年(1800)に建てられた古建築で気仙大工の五郎吉が棟梁で建てたもので、木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、平入、桁行9間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、眼象窓付。石垣の上にある鐘楼は、鐘と太鼓が吊ってある大きな物で入母屋、桟瓦葺き、桁行2間、張間1間、袴腰付、印象的な建物です。

参道の両側にはイチョウの巨木が並木を造り、歴史の古さを感じる事が出来ます。山号:片松山。宗派:真宗大谷派。

浄福寺:上空画像

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-住田町


浄福寺:ストリートビュー

浄福寺:写真

浄福寺の公孫樹の大木の並木がある参道
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