金ケ崎神社(諏訪神社)

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概要・歴史・観光・見所

金ケ崎神社(諏訪神社)概要: 金ケ崎神社は岩手県胆沢郡金ケ崎町西根諏訪小路に鎮座している神社です。金ケ崎神社の創建は源頼義が前九年合戦の折、戦勝祈願として信州の諏訪大社を勧請したのが始まりとされ、金ケ崎神社は頼義が陣を張った所という伝承も残っています。

近世に入ると金ケ崎城(要害)の城主である大町氏の崇敬社となり社禄や社領が認められ、ある意味金ケ崎城の鎮守社的役割をもっていたように思います。

境内には金竜寺があり典型的な神仏混交の形式で、明治初頭の神仏分離令が出されるまで別当は修験道である羯摩院が勤めていました。本尊である不動明王は現在でも「お不動さん」として敬称され周囲の信仰の対象になっているようです。

天明5年(1785)には紀行家の菅江真澄もここに訪れ、境内からの景観の素晴らしい事から「諏訪八景」(金ケ崎神社は当時諏訪神社と称していました。)とし、「釜淵の夜雨」、「片岡の夕照」、「北上川の帰帆」、「三箇尻の落雁」、「三五岳の秋月」、「八王子の晴嵐」、「早池峰の暮雪」、「国見山の晩鐘」とそれぞれ歌を詠みました。

金ケ崎神社本殿は三間社流造、銅板葺き、桁行3間、梁間2間、外壁は真壁造り板張り、三方浜縁、高欄、左右脇障子付。で寛保元年(1741)に建立されたものとされ、金ケ崎町では古建築の1つで貴重な文化遺産だと言えます。

金ケ崎神社拝殿は木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、平入、桁行5間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造り板張り、向拝木鼻には龍の彫刻が施されています。

金ケ崎神社:上空画像


金ケ崎神社:ストリートビュー

金ケ崎神社:写真

金ヶ崎神社
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